ぴーすけとジャニ。

妄想?…いやいや想像力が豊かなんです。

A trip of NEVERLAND①

NEVERLANDの盤、まだですか。(瀕死)

加藤先生のライナーノーツを読んでたら、またNEVERLANDに行きたくなってきた!!

という事で、今回は小説風にNEVERLANDに旅立ってみようと思い、書いてみます。どうなるか分かりません!小説なんて書いたことないし!(書こうとした勇気に乾杯)それでも読んでいただけたら跳んで喜びます。

 

主人公は大学4年生の女の子。ある7月の出来事です。それでは、NEVERLANDへ。

 

――――――――――――――――――――――――――

 

いつもの通学路。いつもの景色、いつもの匂い、いつもの風。しかしひとつだけ”いつもの”ではないものがあった。それは…音。いつもは無音の細い路地の奥で〈キンキン〉…〈カンカン〉…と金属の音がする。いつもなら素通りする出来事かもしれない。でも今日は”いつも”ではないのだ。路地を進むと1つの扉の前についた。音はここから聞こえる。〈ちゃりん〉また”いつもの”ではない音。音の先を見るとアンティーク調で四つ葉のようなデザインの鍵が落ちていた。今考えると”いつもの”私ならありえない。なぜ私はあんなことをしたのか。好奇心だったのかもしれない。でも呼ばれている気したのだ、扉の奥に。私は鍵をポケットにしまい、扉を開いた。扉には小さくこう書いてあった。

【NEVERLAND The Entrance】


f:id:pipipi5:20170816200534j:image
 

扉を開くとまばゆい光が放たれ、思わず目をつぶった。気がつくと歯車だらけの部屋にいた。そして、私の目の前にシルクハットを被ったタキシードの男が立っていた。男は背は高いが、スラッとというよりはヒョロっとしている。男は私と目が合うと

「ようこそ、NEVERLANDへ。私の名前はこの場所の案内人、Mr.Impossible」

と優しく、そしてどこか不気味に微笑みながら話し出した。

「鍵を見つけてくれてありがとう。さあ、準備はできましたか。一緒に扉を開けましょう。」

気がつくと目の前に大きな白い扉が現れた。状況は全く分かっていなかった。でも迷いはなかった。私はポケットから鍵を出して、鍵穴に差した。

 

そう、ここから現実では起こらない様々な冒険が始まったのだ。

 *******

 

扉の先は駅だった。でも私が知ってる駅ではない。壁は赤レンガで、真っ黒な蒸気機関車が止まっている。

「その蒸気機関車に乗りなさい」

とMr.Impossibleが後ろから声をかけてきた。蒸気機関車に乗るとすぐにゴーンゴーンと低い音をたてながら動き出した。外ではMr.impossibleが手を振っている。

「大丈夫。常にNEWSがついています。」

…NEWS?なんだそれ。誰だそれ。1人になり冷静になってみると、とてつもない恐怖に襲われた。私は後戻りのできないことをしているのではないかと。するとそこに黒のマントを羽織った4人の男が現れた。直感でわかった。この人たちがNEWSだ。

「NEWS…ですか?」

と一応尋ねると、茶髪の男が

「はい。これから旅のお供をします。よろしく。」

と柔らかな笑顔で答えてくれた。名札をみるとKoyamaと書いてある。背が高く、スラッとした体型で、俗にいう塩顔男子だ。話によるとNEWSのリーダーらしい。その隣に立つ金髪の男はtegoshi。チャラそうで、声がでかい。そして、その隣の赤髪の男はmasuda。4人の中では体格が1番よく、狐目の男。最後、端の男はkato。キリッとした目をしていて、美男子。口数はわりと少なく、インテリ感が滲み出てる。NEWSの説明によるとここはNEVERLANDという場所で、7つのエレメントで構成されているらしい。そして、ここを訪れるにはなにかしらの理由がないと来れないらしい。すると1つの疑問が生じる。

ーー私はなんのためにここに来たのかーー

その理由が知りたい。それはなにか大切なことのような気がしたから。

「その理由はきっとこの旅が終わればわかるはずです。」

と私の心を読み取ったかのようにkatoが言った。私はもう後戻りのできない旅に出たのだ。答えを知るためには、進むしかない。

 

「それではまた。」

と4人が去った。ふと窓を見ると外は星空だった。

「えっ!!?」

蒸気機関車は空を飛んでいた。『アン・ドゥ・トロワ』そんなリズムで星たちは踊っていた。そんな風に考えてしまったのは、さっきから流れているクラシック音楽のせいだろう。音の鳴る方に歩いてみると、列車の9両目にたどり着いた。そこはダンスフロアとなっており、男女が踊っていた。するとそこにmasudaが現れた。

「踊ってみませんか」

「いや!!踊ったことないし!!」

私の声には聞く耳を持たず、手を引かれ、クルクルと踊り始めた。

「アン・ドゥ・トロワ…そうそうその調子」

masudaは目を細くして笑った。音楽はより軽快になり、踊る男女も盛り上がってきた。するとグッと引き寄せられ

「さあ、今このときを楽しんで」

と囁き、masudaは姿を消した。振り返ったときには音楽は消え、男女の姿もなかった。私だけが静かな広い部屋に立っていた。あれは夢か、幻か。混乱しながらも自分の席へ戻った。

 今は何時なんだろう。眠気が襲ってきたので、深夜2時くらいかな。とふと考えた。外は相変わらず星空だ。するといつの間にかkatoが横に立っていた。

「わっ!!!」

「あ、失礼しました。目的地にはまだ少し時間がかかります。今日はお疲れでしょうから、少しお酒でも飲んでおやすみください。」

私は差し出されたメニューの中から少し強いお酒が飲みたくて、ギムレットを選んだ。それを飲み終えた頃、頭はぽーっとし始め、いつの間にか眠りについていた。寝る直前、黒い帽子を深く被った真っ赤なルージュの女が廊下に見えたような気がした。しかしこの先、その女を見ることはなかった。
f:id:pipipi5:20170818133632j:image

 

真っ赤なルージュの女、消えた舞踏会、空飛ぶ蒸気機関車…今日の出来事は夢か、幻か、未だに分からない。ただはっきりしたことは、ここは現実離れしたNEVERLAND。後戻りはできない旅が始まったということだけー…。

 

To be continue…