ぴーすけとジャニ。

妄想?…いやいや想像力が豊かなんです。

TRIP of NEVERLAND④

列車が発車して、ここで起こったことを思い出していた。そして考えていた、私の未来について。突然、外から〈シャラララン〉と音がした。外を見るとそこには無数の流れ星が飛び交っていた。圧巻の光景だった。どれだけ眺めていただろう。しばらくするとKoyamaに声をかけられた。

「NEVERLANDでの旅もそろそろ終わりですが…」

「はい。私、ここに来た理由がわかった気がします。そしてkatoさん、私の本当の願いもわかりました。」

「それは良かった。」

katoが微笑んだ。

「それではしばし星空の旅をお楽しみください」

4人が去っていった後、しばらく流れ星を見ていた。するといつの間にか眠りに落ちてしまった…。

 

気が付くと、あの歯車の部屋に寝そべっていた。そして、目の前にはあの男…Mr.Imposibleが立っていた。

「NEVERLANDの旅、最後まで楽しんでいただけましたか?今回の旅はとりあえずここで終わり。でも旅は続いていきます。そうそう、次回の鍵はどこかですよね。それは…NEWSのことを忘れないあなたの心です。大切に持っておいてください。NEWSのみんなもそれを望んでいます。」

忘れない。忘れられるわけがない。あんなに不思議なことだらけで、刺激的で、あんなにも楽しかった旅だったんだから。

「では、また会う日まで。ごきげんよう。」

Mr.Impossibleがお辞儀をした瞬間、まばゆい光が放たれ、気が付くと”いつもの通学路”に立っていた。そこには”いつもの”風景があり、”いつもの”風があり、”いつもの”匂いがあった。そして、あの路地からは音は聞こえない。”いつもの”路地だった。でも、私は魔法にかかったように気持ちが楽になっていた。いや、むしろやる気に満ち溢れていた。私ならできるはずだと。

 

*******

 

私はあどけない希望を胸に夢を追っていた。挫折しかけたとき、このNEVERLANDにたどり着いた。そこでは摩訶不思議な旅をした。しかし、その旅そのものが私がNEVERLANDに来た答えだった。

なにを信じればいいのか分からなくなって自問自答しては光と影の間で苦しんでいた。NEVERLANDはその答えを教えてくれた。信じていれば叶うと信じている強さを。願いは光であり、希望だと。そして、楽しむことが成功への近道だと。あの黒い炎のような闘志を消してはいけないと。奇跡だろうが信じていたい。きっとこの夢は、NEVERLANDで見たような、きらびやかな光になるはずだから。

 

*******

あれからどれだけ月日が経っただろう。ある日、友達に半ば強制的に特番の歌番組の観覧に連れてこられた。私は洋楽しか聞かないから邦楽はさっぱり分からない。周りの合わせて手拍子をしながら、知らない曲を聞くのは退屈でしょうがなかった。しかし、ここで衝撃的な出来事が起こった。聞いたことのある名前が紹介されたのだ。

「次のアーティストは…NEWS!!」

「…NEWS!?」

まさかと思ったが、私の知ってるNEWSが登場した。

「NEWS好きだったの?」

と友達に聞かれたが、聞こえないふりをした。それどころじゃなかった。また会えた嬉しさと『彼らは何者なんだろう。』と疑問ばかりが頭に浮かんだ。

「では、よろしくお願いします。」

数分のトークが終わり、NEWSは歌のスタンバイに向かった。

「それでは歌っていただきます。NEWSでU R not alone」

曲が始まる前にKoyama…いや、小山くんが話し始めた。

 

「夢を追いかけるすべての人に届くように歌います。あなたは一人じゃない。一緒に頑張りましょう。」

 

それは素晴らしい曲だった。あの旅が鮮明に思い出された。そんなことないはずだけど、この曲はNEWSからのプレゼントだと思った。あまりにも私と重なる部分が多すぎて。

 

私の戻れない旅はまだまだ続いている。でもいつでもNEVERLANDに行ける。みんなが一緒なら頑張れる。

歌い終えたとき、会場は星空のように青白い光で輝いていた。あのNEVERLANDのように。
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…fin.